しげ部バージョンをご紹介します。基本、着用と同じ感じです。ご家庭で作った甲冑を飾ってみてください。
台は十字のようになっていれば大丈夫です。飾った時に両手が膝の上にあるイメージにするとより雰囲気が出ます。台は家にあるものでも大丈夫なよう、具体的に飾り方を解説します。
丈夫なダンボール箱などに布をかぶせて、台を置きます。写真は余ったプラスチック素材を丸めて、紙の丸芯を使いました。100円ショップの突っ張り棒なども大小長さがあるので使えそうです。
台のてっぺんは兜を置くので、タオルなどを丸めておきます。
布で全体を覆い、まずは佩楯を結びます。
籠手を付けます。紐は脇で結んでおきます。
胴をかぶせて、脇を結びます。
袖を胴の肩上とこはぜで合体させます。
脛当ては丸めたダンボールなどの芯を入れて、左右を間違えないように置きます。
面頬を引っ掛けて、兜を被せ、腕は膝に置くようなイメージにすると、完成です。
武家では正月に具足(甲冑)を飾る風習があり、お餅が供えられた。1月11日は具足開きと言い、供えの餅を割って食べた。現在の鏡開きである。武家故実書『武家年中行事略考』参照
次のお正月には甲冑を飾って、鏡餅を供えてみてはいかがでしょう。
また、毎年1月の上旬に日本武道館で古式に則る鎧着初めと鏡開き式が行われ、多数の武者達が儀式に望む姿が見ることが出来ます。